Minami– Author –
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酸素療法
高流量酸素療法とは何をしているのか 〜Flowという概念の再構築〜
私たちは“濃度”に囚われすぎていないか 酸素療法を考えるとき、私たちはつい「何%で投与するか」「SpO₂はいくつか」という**濃度(FiO₂)**に目を向けがちです。しかし、呼吸管理にはもう一つの決定的な要素があります。 それが**流量(Flow)**です。 高... -
酸素療法
酸塩基平衡は「分類」しない 〜呼吸療法で本当に使う、実践アセスメント〜
酸塩基はテストのためじゃない 酸塩基平衡と聞くと、「呼吸性か代謝性か」「アニオンギャップが…」といった、パズルのような“分類ゲーム”を思い浮かべませんか? でも、臨床現場で本当に必要なのは、分類することではありません。 **「今すぐ動くべき(デ... -
酸素療法
「血ガスは苦手」を卒業!CEが教える、酸素療法の効果を即断する技術
数値の「音読」から「判断」へ 「pHが〇〇で、PaCO₂が△△で……」 検査結果を読み上げて終わっていませんか? 血液ガス(ABG)は、患者さんから届く**“呼吸の通知表”**です。 教科書は正常値を教えてくれます。でも現場で必要なのは、 この結果で、次にどう動... -
酸素療法
酸素療法は「量」ではなく「目的」で決める〜酸素療法シリーズ・まとめ〜
「どのデバイスか」の前に、考えるべきこと 僕が後輩と病棟を回る時に必ず聞くことは、「このデバイスで何がしたいんだと思う?」です。 本当に意地悪ですよね?笑 低流量か、高流量か。リザーバーか、HFNCか。現場には多くの選択肢があります。でも本当に... -
酸素療法
CO2ナルコーシスの機序と注意点〜「酸素を上げたのに、なぜ悪くなる?」〜
導入|「酸素入れすぎたかも?」の正体 COPD増悪の患者さんに酸素を投与した。SpO₂は上がって一安心。 ……でも、しばらくするとこんな変化が。 なんだかウトウトしている(傾眠) 呼吸が浅く、回数が減ってきた 血液ガスをとったらPaCO₂が跳ね上がっている ...